WiMAX 2+に搭載のハイスピードプラスエリアモード
LTEオプションが使えるモードとなっています。
概要はこちらの記事で書いてみましたが
ハイスピードプラスエリアモードで月に7GBの通信量を超えると
速度が128kbpsに低速制限されますので注意が必要です。
ハイスピードプラスエリアモード帯域制限
帯域制限(帯域制御)とは通信の公平性を目的として
月に一定量の通信量を超過すると
あまり通信を使っていない方に道を譲ってね・・と
速度に制限がかけられちゃうシステムなんですね。
WiMAX1には帯域制限がありませんでしたが
WiMAX2には帯域制限がかかる場合があります。
1例としてモバイルルーターSpeed Wi-Fi NEXT W06
ハイスピードモード(WiMAX 2+)
ハイスピードプラスエリアモード(au4GLTE/WiMAX 2+)
この2つのモードが利用できる端末となります。
ハイスピードプラスエリアモードの
WiMAX 2+とau4GLTEの合計した通信量が
月に7GBを超えると当月末まで速度が128kbpsに制限されます。
月7ギガの通信量はどのくらい?
具体的に月7GBの通信量とはどのくらいなのかといえば
メールの送受信:1ヵ月約1,870万通(1日約62万通)
ホームページ閲覧:1ヵ月約50,600ページ(1日約1,687ページ)
動画視聴:1ヵ月約33時間(1日約1.1時間)
音楽ダウンロード:1ヵ月約1,790曲(1日約60曲)
目安としてこのくらいの通信量が基準となっています。
まぁあくまでも目安の数字なんですが
やはり気をつけておきたいのは動画の視聴
ハイスピードプラスエリアモードでたくさん動画を見ると
月7GBオーバーなんてあっという間かもわかりません。
あと気をつけたいのはオンラインゲームですね。
やりすぎると7ギガなんてあっという間でしょう。
要注意事項
そして、ここでもっとも気をつけておきたいことですが
ハイスピードプラスエリアモードで通信制限がかかると
ハイスピードモードのWiMAX2+に切り替えてネットに接続しても
速度が128kbpsに制限されちゃうことなんですね。
つまり、ハイスピードプラスエリアモードで制限がかかると
すべてのモードで通信速度が制限されるわけです。
この制限は、契約先や端末など一切問わず
WiMAX 2+共通の通信制限となっていますよ。
ギガ放題の契約でもかかる通信制限となっています。
補足として、ハイスピードプラスエリアモードは
利用月に限り別途オプション料金として1,005円(税抜)必要になります。
ただし、WiMAX 2+で3年契約を結んだ場合
あるいは、あなたがauスマホユーザーで
auスマートバリュー mineが適用されている期間は
特典としてLTEオプションを無料で使うことができます。
3日10ギガの通信制限について
なお、デフォルトのハイスピードモードでは
ギガ放題の契約なら月間データ容量の上限はありませんが
直近3日で10GBの通信量を超えると、翌日の18時ごろから
翌々日の2時ごろまで速度が概ね1Mbpsに制限されます。
日中は実質無制限でネットを使うことができますが
3日10GB超過で夜間は制限がかけられるようになりますから
契約前に合わせて知っておいてくださいね。
上記2点がWiMAX 2+の通信制限となります。
制限にかからないよう上手に使いたいですね。