WiMAX 2+には通信速度に制限がかかる場合が2通りあります。
3日で10ギガの通信量を超過した場合と、もうひとつ
ハイスピードプラスエリアモードで月間7ギガの通信量超過
速度に制限がかけられちゃうので契約前に知っておきたいですよ。
それぞれのケースを分けてわかりやすくまとめてみましょう。
(2021年11月 追記)
WiMAX 2+は端末が終売となりました。
現在はWiMAX +5G対応端末の販売がメインになっています。
WiMAX +5Gの通信制限についてはこちらの記事に書きました。
3日15GBおよびプラスエリアモード月間15GBまで緩和されていますよ。
WiMAX 2+通信制限
WiMAX 2+では一定の通信量を超過すると
速度に制限がかけられますから把握しておきたいですよ。
・3日10GB超過
・月間7GB超過
この2通りがありますから分けて書いてみましょう。
3日10GB通信制限
3日10GBの通信制限は端末を問わず、契約先も問わず
ギガ放題の契約でもかかる速度制限となります。
すべてのWiMAX 2+サービス共通の制限となっています。
直近3日で10GBの通信量を超えると翌日の18時ごろから
翌々日の2時ごろまで速度が概ね1Mbpsに制限されます。
2017年1月までは直近3日で3GBの通信量を超えると
翌日の昼ごろから翌々日の昼ごろにかけて
およそ24時間程度速度に制限がかかりましたが
2017年2月以降は3日10GBのデータ容量まで緩和
そして、制限がかかっても特に混雑する夜間のみ
日中は制限なくネットが利用できるように変更されています。
月間7GB通信制限
WiMAX 2+ではデフォルトがハイスピードモード
オプションとしてハイスピードプラスエリアモード
上記2つのモードが利用できるようになっています。
現在販売されている端末ならほとんど
このハイスピードプラスエリアモードが利用できます。
ギガ放題の契約を選ぶとハイスピードモードの
WiMAX 2+を使っている分には月間データ容量の上限はありませんが
(上記3日10GBの通信制限は対象になりますよ)
ハイスピードプラスエリアモードのLTEオプション(au4GLTE)と
WiMAX2+の合計通信量が月に7GBを超過した場合に
当月末まで速度が128kbpsに制限されてしまいます。
そして、ここが最大に気をつけておきたいところですが
ハイスピードプラスエリアモードで制限がかかると
ハイスピードモードのWiMAX2+に切り替えてネットに接続しても
制限がかけられているので要注意なんですね。
つまり、LTEオプションで月7GBの通信量を越えると
すべてのモードで速度に制限がかかってしまうわけですね。
ギガ放題の契約でもかかる制限となります。
プロバイダ各社共通の通信制限
WiMAX 2+を運営しているプロバイダには
・GMOとくとくBB
・ビッグローブ
・カシモ
などありますが各社UQより回線を借り受けての運営となります。
これをMVNO(仮想移動体通信事業者)といいます。
ですので通信制限はUQに準ずるといえばわかりやすいでしょうか
どこのプロバイダで契約しても同じとなりますよ。
WiMAX 2+で利用する端末は
2020年1月下旬販売開始のSpeed Wi-Fi NEXT WX06
2019年1月25日発売のSpeed Wi-Fi NEXT W06
2019年1月25日発売のSpeed Wi-Fi HOME L02
どの端末もハイスピードモード(WiMAX 2+)と
ハイスピードプラスエリアモード(au4GLTE/WiMAX 2+)が利用できます。
タッチパネルディスプレイが搭載されているので
切り替え操作はスマホ感覚のタップで簡単にできます。
すべてLTEオプションに対応していますので
ハイスピードプラスエリアモードで月7GBを超えると
通信速度に制限がかかっちゃいますから覚えておいてください。
あなたも経験者ならよくご存じだと思いますが
128kbpsの通信制限はかなりキツイです。
当月末までネット接続不可能といって過言ではありません。
あなたがガッキー似の美女であろうと、菅田将暉似の男前であろうと
さんま師匠と同じくらい面白い
お笑い怪獣であっても分け隔てなく制限されます。
この制限に引っかかると
こうなっちゃいますからくれぐれも気をつけて!
ハイスピードプラスエリアモードが無料になる場合
補足として、LTEオプションを利用した月に限って
別途オプション料金として1,005円(税抜)必要になります。
が・・
あなたがauスマホユーザーで
auスマートバリュー mineが適用されている期間は
ハイスピードプラスエリアモードの利用料が無料になります。
あるいは、WiMAXで3年契約を結ぶと
特典としてハイスピードプラスエリアモードが無料で使えます。
現在、WiMAX 2+の全体的な流れとして
3年契約での申し込みが主流になってきていますので
3年契約でLTEオプションが無料で使えることはメリットですけど
上記通信制限は対象になりますので覚えておきたいですよ。
本家のUQとかBIGLOBEなどは契約の縛りが緩くなっていますが
その場合はLTEオプションが有料になることがほとんどですが。
WiMAX 2+通信制限まとめ
以上がWiMAX 2+の通信制限について
3日10ギガ超過の通信制限と
ハイスピードプラスエリアモード月間7ギガ超過となります。
繰り返しになりますが
ハイスピードプラスエリアモードで通信制限がかかると
ハイスピードモードに切り替えてネット接続を利用しても
制限がかけられていますのでこの点は必ず把握しておいてください。
ギガ放題の契約でもかかる通信制限となりますから
つかまらないように上手に利用したいですよね!