UQコミュニケーションズより2015年の春をめどに
WiMAX2+におけるキャリアアグリゲーションの導入が発表されました。
では、キャリアアグリゲーションとは?
そして、WiMAX2+のサービスはどう変化していくのでしょうか。
キャリアアグリゲーションをわかりやすくひも解いてみると
キャリアアグリゲーションとは
キャリアアグリゲーションとは
複数の電波を利用してデータ通信を可能にする技術です。
WiMAX1で使用されている周波数帯域30MHzのうち
20MHzをWiMAX2+に切り替えて
WiMAX2+で使用されている20MHzの周波数帯域と合わせて
キャリアアグリゲーションが導入されます。
キャリアアグリゲーション導入後は
ですので、キャリアアグリゲーション導入後
WiMAX2+の周波数帯域が40MHz
WiMAXの周波数帯域が10MHz
このように切り替わるわけですね。
では、このキャリアアグリゲーションの導入により
WiMAX2+のサービスがどう変化するのかというと
現状、下り最大110Mbpsで提供されているWiMAX2+が
下り最大220Mbpsとより高速なモバイル回線となります。
まぁ上記は理論上の数値であくまでひとつの目安ですが
単純に考えると今よりWiMAX2+の速度が倍になりますので
より快適に利用できる可能性は大いにありますね。
WiMAX 2+通信速度は
WiMAX2+のサービスが始まって2015年冬で1年ですが
エリアの拡充工事も日本全国で着工され
また、2016年春には下り最大220Mbpsまでパワーアップされました。
2020年春には下り最大440Mbpsに対応
Speed Wi-Fi NEXT W06ではハイスピードプラスエリアモードで
有線接続を利用すると下り最大1237Mbpsに対応
東京および埼玉県の一部よりギガビット超の高速通信がはじまっています。
ただし、ハイスピードプラスエリアモードには
月7ギガ超過の通信制限がありますから
通信量には気を配りながら使うことが大切ですよ。
2020年3月WiMAX1は終了(停波)
2020年3月にWiMAX1の終了がUQよりアナウンスされています。
従って周波数帯域がすべてWiMAX 2+でカバーされるわけですね。
さらなる高速化が期待されていますが2020年にはクラウドSIM
春以降は5Gのサービスも始まりますから
これからもwifiサービス全般に進化していくことが予想されます。