2017年9月1日にUQよりアナウンスがありましたが
WiMAX 2+は東名阪エリアの一部からさらなる高速化
下り最大558Mbpsの通信速度で利用できるようになりました。
さらに、ハイスピードプラスエリアモードでは
下り最大708Mbpsの速度通信が利用できるようになっています。
WiMAX 2+通信速度
WiMAX 2+がスタートした当初は下り最大110Mbps
それが、下り最大220Mbpsへとまず高速化されて
2016年の終盤には下り最大440Mbpsへと進化
さらに、2017年9月より下り最大558Mbpsが利用できるようになりました。
東名阪エリアの一部より下り最大558Mbpsが利用できます。
具体的には東京・神奈川・愛知・大阪・京都・兵庫の
都心部からのスタートとなっています。
Speed Wi-Fi NEXT W04
下り最大558Mbpsに対応した端末はSpeed Wi-Fi NEXT W04
最新のソフトウエアにバージョンアップで利用できますよ。
ハイスピードモード利用時に受信最大558Mbpsで
ハイスピードプラスエリアモード利用時は
au4GLTEとWiMAX 2+のキャリアアグリゲーションで
下り最大708Mbpsの高禄通信に対応となっていますね。
キャリアアグリゲーション
どのような仕組みで下り最大558Mbpsに対応したのか?
ちょっとおさらいをしておくと、まず
下り最大440Mbpsはキャリアアグリゲーションと
4×4MIMOを組み合わせて高速化が実現されましたよね。
キャリアアグリゲーションとは
複数の電波(キャリア)を束ねて同時にデータ通信を利用する技術
4×4MIMO
4×4MIMO(フォーバイフォーマイモ)とは
基地局と端末にそれぞれ4本づつのアンテナを搭載して
複数のデータを同時に送受信する技術
この2つを組み合わせて下り最大440Mbpsが実現しました。
256QAM変調方式
この2つに、一度に送信できるデータ量を増加できる
256QAM変調方式を組み合わせることで
今回下り最大558Mbpsへと高速化が実現したわけです。
さらにハイスピードプラスエリアモードでは
au4GLTEとWiMAX 2+をキャリアアグリゲーションで束ねて
下り最大708Mbpsが利用できるようになっています。
まとめ
以上がWiMAX 2+高速化の速度と原理
ただし、ベストエフォートでのサービスとなりますので
実際にここまでの高速通信は不可能ですけどね。
利用する場所や時間帯によって速度は変動がありますよ。
将来的には下り最大1Gbps程度まで
高速化が計画されているようですので
まだまだこれからも進化を続けていくのでしょうね。
5Gの時代はどう変化していくのか?楽しみですねw